シュリー・エム(Sri M)氏の経歴について
シュリー・エム Sri M
ヨーギー、教育者、ヨーガ指導者、作家、慈善事業家。 地域住民に無償の医療と教育の機会を提供するサット サンガ・ファンデーション代表、全寮制の中高一貫校 「Peepal Grove School」の代表を務める。1948年にイン ドのケーララ州でムスリームの一家に生まれ、幼い頃か らヒンドゥーとイスラーム、その他の宗教の教えに強い 関心を示し、様々な教師を訪ねる。ヒンドゥーのヨーガ の世界に惹かれるようになり、19歳のときに家を離れ て、ヒマラヤに旅をする。洞窟で師マヘーシュワルナー ト・ババジと出会い、彼のもとで修行をする。師匠の命 で社会に戻り、放浪期間を経てから編集者、記者として 数年間勤めた後、ラーマクリシュナ・ミッションで僧と して数年間を過ごす。20代後半でJ・クリシュナムー ルティと出会い、クリシュナムールティ財団に勤める。 ヒマラヤでの体験とヨーガの教えを人々に明かすことは 長年なかったが、バンガロールの神智学協会での講演が きっかけとなり、活動を始める。その後に執筆された本 自叙伝がインドのベストセラーとなり、活動は国内、及 び欧米諸国にも広がっていく。2015年には分断と対立 を深める国内外の状況を受けて、インド全土の7500キ ロを1年かけて歩く「Walk of Hope」を行う。ピース・ ウォークは1年間で1千万人以上の参加者を集め、イン ド国内の各地で異なる宗教や民族間の対話、祈りの機会 を提供する。その様子は「Walking with M」という映画 にもなる。現在も、彼のもとに集まる求道者たちと共に、 すべての宗教の共通の軸となる教えを学び、多様な信仰 を持つ人々と調和に生きる方法を探求している。国内外 におけるサットサンガや講演活動、貧しい人々への食事 の提供等、様々な慈善事業も展開している。『Jewel In e Lotus』・『On Meditation』他著書多数。